「廃墟」と「工場夜景」どちらの多くのファンを抱える被写体。
相反する2つの被写体の織りなす美しさを表現した展覧会です。
全く興味の無い人が見てもきっと魅了される美しさの競演をお楽しみください。

このイベントは終了しました。
たくさんのご来場ありがとうございました。

企画概要

企画名 変わる廃墟vs行ける工場夜景展
開催期間 2016.3.12 (土) 〜 2016.4.3 (日)
営業時間 11:00-19:00
休館日 月曜日 ※ただし3月21日(月)祝日は開館 ※振替の休館日はございません
会場 TODAYS GALLERY STUDIO
111-0053 台東区 浅草橋5-27-6 5階
電話番号 03-5809-3917
入場料 500 / 3歳以下は入場無料
主催 株式会社BACON

変わる廃墟vs行ける工場夜景展とは?

テーマは「静かな廃墟 VS 賑やかな(生き生きとした)夜景」英訳でCalm Haikyo VS Cheerful Factory Night View(略して、CVC!)
「廃墟」と「工場夜景」はともに建築物のひとつの姿であり、被写体としてファンの多いジャンルです。
しかしその魅力は、朽ち果てて行く静かな美しさ(廃墟)、夜も賑やかに動き続ける生きる美しさ(工場夜景)、という相反する性質をもっています。
本展ではそれらを同会場に展示することで、相反する美しさが重なる瞬間を見つけて欲しい、そこから美しさの答えの糸口が見つかればと考えています。

「廃墟」と「工場夜景」どちらのファンも、そして全く興味の無い人が見てもきっと魅了される美しさの競演をお楽しみください。

出展者紹介

啝(わ)

廃墟と工場。一見なんの繋がりも脈略もない被写体であるが、どちらも好きという撮影者は少なくないように感じる。その理由を考えてみても、どれもこれだという答えが出てこない。その答えを導き出す糸口がこの写真展でつかめるかもしれない。そんな予感がしている。

KRAMPUS

廃墟にも自分にも撮りたい『旬』があります。早過ぎでも、遅過ぎでも、「その時」ではないのです。また、いつかは無くなる解体業者との戦いでもあります。

8st

今回「廃墟VS工場夜景」という形であり、工場夜景の撮影経験もあり魅力を感じている自分としては、VSという意識よりも、美しい写真を非常に楽しみにしています。しかし、廃墟側として出展するからには、工場夜景側の出展者さま、そして見に来て頂きましたお客さまにその魅力を少しでも感じとってもらえればうれしいです。

ORGANZE_URBEX

前にインスタグラムで8stさんが撮った写真を私がHDRにして、キャプションをKRAMPUSさんが考えてコラボ作品を作ったりしていました。今回は壁一面を題材にして、コラボ出来る事が楽しみでなりません。私の撮った写真が工場夜景の華やかで格好良い写真に対抗出来るかは分かりませんが全身全霊で取り組む次第です。

塔子

へんなところで気が小さい。そんな私にとって前回の初の写真展出展は、かなり辛いものだった。準備はわからないことだらけだし、自分の写真の至らなさについて考えだすと気持ちはどこまでも沈んでいった。だけど今回は、落ち込むのはやめだ。出すと決めたからには楽しもう!今さら悩んだって既に撮ってある写真が魅力的になるわけではないし、せっかく楽しんで撮った写真を見て頂く機会をいただいたのだから。

AKI

今回は、工場夜景のお写真と一緒に出展させて頂けるということなので廃墟写真と工場夜景写真の両方を楽しみにしています。よろしくおねがいします。

ちぃ助

今回は久しぶりの廃墟写真の展示なのでプリントをするのが楽しみです。廃墟に通っている身としては「変わる」というコンセプトが難しくもありますが、一般の方が廃墟に対して思っている印象とは少し違ったものを見せられたらと思っています。また、他の出展者様の作品も楽しみにしています。よろしくお願いいたします。

junk5:55

普段の生活では、あまり目にする事がない
廃墟の色々な表情を撮りました。
廃墟の神秘的でグロテスクな世界に
触れてみてください。

大倉祐史

自分は、水島コンビナートにほど近いエリアで育った事も有り、工場とそれを取り巻く環境や地域の生活の様子が見える、明るい時間帯(朝昼夕)のほうが、実は工場夜景より好きで、それらの写真も多く撮っています。とはいえ、やはり工場夜景には、より多くの人に伝わる魅力があると思います。工場夜景をきっかけに、他の時間帯や、撮影スポット以外にも足を運んでもらい、工場やコンビナートのある風景や生活というのを体感してもらえればと思います。

DAISUKE MORI

地元室蘭は工場夜景の撮影ポイントが多いのが魅力です。美しき室蘭の工場夜景をご覧下さいませ。

竹條たむ

工場夜景と廃墟のファン層は重複があると言われて久しい。この度合いが明らかになる、またとない機会である。加えて、いずれか一方のファンが他方に触れる事で、創作の幅に広がりが出来れば幸いである。

sakura

工場の魅力は天候や風、季節によって移り変わる蒸気やディテールの細かさ、そこに現れる色気と圧倒される力強さなど、動き続けているからこそ感じ取れるものがあります。よく工場夜景という夜景の括り方をされますが、夜景全般に興味があるわけではないので、昼間も夜も雨も曇りでも、工場そのものに惹きつけられているのだと思います。また、自身で感じる工場への魅力と別の誰かが感じる工場の魅力はまた違ったものであり、各々この写真展で何かを感じていただければそれは素晴らしいものだと思っております。

take79

ネットで見かけた工場夜景がきっかけで撮影を始めましたが、その魅力に嵌り今では年間通してメインの被写体になってしまいました。撮り始めの頃はまだ知名度も低く、マイナーな被写体でしたがSNSなどによりかなりメジャーな存在になってきていると思います。廃墟と工場夜景、私も以前は廃墟の撮影もしていました。ある意味共通の愉しみがあるように感じます。今回の出展で、より多くの方に工場夜景の美しさ、素晴らしさを知って頂ければと思います

Mitsu

前回の「行ける工場夜景展」(2015)では時間的、スペース的に出来なかったことを今回はやってみたいと考えています。観に来て頂いたお客様に「廃墟も良かったけどやっぱり工場夜景には敵わないね!」と言ってもらえるような展示が出来れば幸いです。

片山英一

小学生の頃は公害が大きな社会問題となっていて、「工場=悪いもの」というイメージが大きかった。今も自分の中でそれは変わっていないのに、なぜそういうものに惹かれるのか、とても不思議です。メタリックに輝く夜の工場もいいのですが、夜が明ける頃、空が少し明るくなって工場の照明とバランスするときが一番美しい。出展する作品の半分は、この時間帯に撮影したものです。今回、直接作品を見ていただける貴重な機会だと思っています。楽しんでいただければ、うれしいです。

工場夜景,廃墟